曲尺を使い円の中心を求める

 曲尺(図1)という直角に曲がった定規を用いれば、円の直径や中心を求められ、丸太から無駄なく木材を切り出すことができる。
 円周上の任意の点Aに曲尺の直角部分をあて、A以外の曲尺と円との交点をB,Cとし、点Bと点Cを結ぶ(図2)。
 その後に曲尺を少しずらし、同様にして直線を引くと、その2点間の交点は円の中心になる(図3)。
 このことを説明せよ。

 円の性質より、直径に対する円周角は90°。
 図2で、A,B,Cは1つの円の円周上にあり、∠BAC=90°であるから、線分BCは直径。
 同様に、図3も直径を作図している。
 2つの直径は中心で交わるため、図3の交点は中心である。

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集合(1)

集合A={1,3,5,7,9}と
集合B={2,3,4,5,6}について,

①集合A∩Bを,要素を書き並べる方法で表す

 A∩B(積集合)
 AとBの両方に属する要素全体の集合
   
 A∩B ={3,5}

②集合A∪Bの,要素の個数

 A∪B(和集合)
 AとBの少なくとも一方に属する要素全体の集合

 A∪B ={1,2,3,4,5,6,7,9}

 個数は,8個

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