点Pと正方形の面積

長さ4cmの線分AB上に点Pをとり,線分AP,線分BPをそれぞれ1辺とする正方形をつくる。
線分APの長さをXcmとおき,2つの正方形の面積の和をS㎠として次の問いに答えよ。
ただし点Pは点A,点Bのいずれとも異なる点であるとする。

1.SをXを用いた式で表せ。

{S=(AP)^2+(BP)^2}
 {=x^2+(4-x)^2}
 {=x^2+16-8x+x^2}
 {=2x^2-8x+16}

2.Sの最小値と,そのときの線分APの長さを求めよ。

{S=2x^2-8x+16} を整理して,
{S=2(x^2-4x+4)+8}
 {=2(x-2)^2+8}

{S=2(x-2)^2+8}  のグラフは,
{S=2x^2} のグラフを,
  ・x軸に +2
  ・y軸に +8
ずらしたものである。

グラフより,Sの最小値は,x=2のとき
{S=2(2-2)^2+8}
 {=8cm^2}

このときの線分APの長さは,
{x=2cm}   //

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