方べきの定理

図のように,円の外部の点Pから,円と2点A,Bで交わる直線と,円と2点C,Dで交わる直線を引くと,

PA×PB=PC×PD

が成り立つ。これを,方べきの定理という。これを用いて,次の問いに答えよ。

AB=11cm,PC=5cm,CD=7cmであるとき,PAの長さを求めよ。

方べきの定理より,

PA×PB=PC×PD

PA×(PA+11)=5×(5+7)

PA^2+11PA=60

PA^2+11PAー60=0

PAについて解くと

(PA+15)(PA-4)=0

PA=-15,4

よって,PA=4cm

 

方べきの定理 解説

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