当たりくじを引く確率

当たりくじ3本を含む10本のくじを,10人の人が順番に1本ずつ引いていく。一度引いたくじはもとに戻さないものとする。

1番目,2番目,3番目にくじを引く人が,3人とも当たりくじを引く確率を求めよ。

1番目の人が当たりくじを引く確率は,3/10。

2番目の人が当たりくじを引く確率は,2/9。

3番目の人が当たりくじを引く確率は,1/8。

確率の積の法則より,

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点Pと正方形の面積

長さ4cmの線分AB上に点Pをとり,線分AP,線分BPをそれぞれ1辺とする正方形をつくる。
線分APの長さをXcmとおき,2つの正方形の面積の和をS㎠として次の問いに答えよ。
ただし点Pは点A,点Bのいずれとも異なる点であるとする。

1.SをXを用いた式で表せ。

{S=(AP)^2+(BP)^2}
 {=x^2+(4-x)^2}
 {=x^2+16-8x+x^2}
 {=2x^2-8x+16}

2.Sの最小値と,そのときの線分APの長さを求めよ。

{S=2x^2-8x+16} を整理して,
{S=2(x^2-4x+4)+8}
 {=2(x-2)^2+8}

{S=2(x-2)^2+8}  のグラフは,
{S=2x^2} のグラフを,
  ・x軸に +2
  ・y軸に +8
ずらしたものである。

グラフより,Sの最小値は,x=2のとき
{S=2(2-2)^2+8}
 {=8cm^2}

このときの線分APの長さは,
{x=2cm}   //

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整数の証明問題

5で割ると3余る正の整数がある。この整数の2乗に1を加えると5の倍数になることを証明せよ。

5で割ると3余る正の整数は,nを正の整数とすると,

  {5n+3}

で表される。この2乗に1を加えると,

  {(5n+3)^2+1}
  {=25n^2+30n+9+1}
  {=25n^2+30n+10}
  {=5(5n^2+6n+2)}

( )の中は整数なので,5の倍数といえる。

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立方体の頂点を結ぶ正三角形

1辺の長さが6cmの立方体ABCD-EFGHがある。
3つの頂点A,F,Hを線分で結んで正三角形AFHをつくるとき,次の問いに答えよ。

①辺AFの長さを求めよ。

辺AFは,1辺が6cmの正方形の対角線であるので,

  {6sqrt{2}}cm

②正三角形AFHの面積を求めよ。

1辺が{6sqrt{2}cm}の正三角形の面積であるので,

高さは, {6sqrt{2}}{*sqrt{3}/2=3sqrt{6}}

面積=底辺×高さ÷2 より,

  {6sqrt{2}}{*3sqrt{6}/2=9sqrt{12}=18sqrt{3}}

   {18sqrt{3}cm^2}

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平方数の積を平方数の和で表す

【平方数とは(定義)】
 ある正の整数の2乗の形で表される数

【平方数の性質】
・4で割って1余る素数は,必ず2つの平方数の和で1通りに表される。
・4で割って1余る素数の積は,必ず2つの平方数の和で2通りに表される。

・たとえば
 4で割って1余る2つの素数である5と13は

とそれぞれ2つの平方数の和で一通りに表され,この2数の積は

と2つの平方数の和で2通りに表される。

これをふまえて・・・

問題

2017と29は,どちらも4で割って1余る素数で,それぞれ,

と,2つの平方数の和で表される。

この2数の積2017×29を,下の等式を利用して,2つの平方数の和で2通り表せ。

解答

ここで,公式を使い代入すると,

これが一つ目。cとdを入れ替えて,もう一つを計算する。

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矢が的に当たる確率

~矢を放って的に当たる確率を求める~

(1)矢を1回放つと,3/4の確率で的に当たる。2回矢を放つとき,2回とも的に当たる確率を求めよ。

3/4×3/4=9/16

(2)3回矢を放つとき,的に2回当たって1回はずれる確率を求めよ。

的に当たる確率は3/4,はずれる確率は1/4。

反復試行の確率の公式より,
試行Tを独立にn回行うとき,事象Aの起こる確率をp,起こらない確率をq=1-pとすると,事象Aがk回起こる確率は

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三角関数マトリクス

(7) A~Hのマスにsin,cos,tanのどれかを入れる

三角関数の値を整理する。

順番に解いていこう。

① 1行目

θが0で、0とならないのはcos0°

→ C:cos0°

②3行目

θが150、90、135のうち、0となるのはcos90°

 → G:cos90°

③3列目

cos0°= 1との積が-となるので、EとHの一方が+、一方が-

 → E,Hどちらか:sin135°

 2行目

D30°、sin45°との積が-となるので、E135°は-

 → H:sin135°

④3列目

 → E:cos135°

⑤2行目

 → D:sin30°

⑥1列目

 1行目

 → B:tan120°

 → A:tan150°

⑦1列目

⑥より、Fはcos150°

→ F:cos150°

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2次関数グラフ

(5) a>0,b>0のとき、y=ax^2+bxのグラフにおける、x軸との交点の座標

(6) y軸の作図

x座標の大きい方を点Aとし、点Aを中心とした円を描く。
x軸と円の交点を点B、点Cとする。

点B,点Cを中心とする同一半径の円弧を描き、交点を点Dとする。
直線ADを引くと、y軸となる。

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